ブックタイトル平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書
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平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書
テーマ1…………運動やスポーツへの意識の向上体育・保健体育授業を「楽しい」と感じている児童生徒の特徴体育・保健体育授業の「楽しさ」がもたらすもの小・中学校学習指導要領解説には、それぞれ発達の段階に応じて表現に違いはあるものの、改訂により教科の目標として明確となった「生涯にわたって運動に親しむ資質や能力」の育成を踏まえ、「運動の楽しさや喜びを味わうこと」が体育・保健体育の重要なねらいであることが示されている。本年度の調査結果から、体育・保健体育の「授業は楽しい」と回答した児童生徒は、運動やスポーツに対する「好き」「大切」「卒業後も自主的に運動したい」といった肯定的な意識が全国平均より高いことがわかった(図1-1)。児童生徒が運動の楽しさや、その種目のもつ特性や魅力により多く触れられるよう、日々の授業の充実を図ることの大切さを示す結果と考えられる。また、「授業は楽しい」と回答した児童生徒は、体育・保健体育の授業で学習している内容は、「将来に役に立つ」と回答した割合も全国平均より高かった。ここでは、誰もが等しく運動に触れる重要な機会である体育・保健体育の授業に対して、「楽しい」と感じている児童生徒について、児童生徒質問紙からその特徴を探った。[図1-1]「授業は楽しい」と回答した生徒の運動に対する意識中学校(%)100908070605040302010083.664.8男子77.6 79.948.1女子62.3男子73.748.0女子80.466.5男子73.7女子運動が好き運動は大切卒業後も自主的に運動したい「楽しい」と回答した生徒53.462.143.7男子全国平均50.6女子将来に役に立つ30.3授業で感じていること「体育・保健体育の授業であなたはどのように感じていますか」という質問に対して、体育・保健体育の「授業は楽しい」と回答した児童生徒は、「技や動きができるようになる」「たくさん動く」「授業で学んだことを、授業以外の時にも行ってみようと思う」「仲間と協力して課題を解決することがある」「練習やゲームで自ら工夫できる」などの各項目で、「そう思う」と回答した割合が全国平均より高かった(図1-2)。授業での達成感や、仲間と協力したり自ら工夫しようとしたりする意識が高いことがみてとれる。また、「授業で学んだことを、授業以外の時にも行ってみよう」と思える授業づくりは、生涯を通じて運動を日常生活の中に積極的に取り入れ、生活の一部とするためにも、大切な視点といえる。[図1-2]「授業は楽しい」と回答した児童が体育の授業で感じていること小学校(%)100908070605040302010091.1 93.394.8 96.190.891.584.4 84.782.286.4 86.180.673.7 75.2男子女子技や動きができるようになる男子女子たくさん動く男子女子学んだことを授業以外でも行ってみたい「楽しい」と回答した児童男子女子仲間と協力して課題を解決する87.7 81.781.374.979.069.5男子全国平均女子練習やゲームで自ら工夫できるできなかったことが「できるようになる」楽しさを感じる児童生徒が「できなかったことができるようになる」楽しさを感じ、その種目の特性や魅力に触れる喜びを味わうことは、運動やスポーツの実施への好循環へとつながっていくと考えられる。「授業は楽しい」と回答した児童生徒は、「できるようになった」きっかけとして、「授業中に先生に個別にコツやポイントを教えてもらった」「友達に教えてもらった」と回答した割合が全国平均より高かった(図1-3)。教員が児童生徒の課題を的確に把握し、体の動かし方や技能のポイントをイメージできるような言葉がけの工夫をしたり、効果的な練習方法のヒントを与えたり、友達同士で教え24/第2章分析結果と取組事例(平成27年度)