ブックタイトル平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書

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概要

平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書

テーマ1…………運動やスポーツへの意識の向上運動好きな子供を育てる取組た奈良県田原本町立田わら原もと本小学校全校児童数620名(男子316名女子304名)全クラス数24教職員数35名(内体育専科0名)クラブ活動または運動部活動数6参加延べ人数地域のスポーツ指導者の活用(年間延べ人数)167人0人P lan取組時の課題と計画1取組時の課題運動嫌いを減らしたい児童数に対して運動場が狭く、休み時間等に児童が行う遊びの種類は限られていた。このような状況から、運動好きな児童や運動が得意な児童の割合が低かった。2取組の計画1昼休みに多様な運動ができる「フレンドタイム」を実施し、体を動かすことが好きな児童の増加を図る。2大学と連携し、体力・運動能力等調査の結果から学校の課題を分析し、児童の体力の向上の糸口を探る。3学級対抗全校ドッジボール大会を継続的に実施することで、全校体制で体力を高める運動に取り組む。4向寒走を継続的に実施し、持久力の向上を図る。D o取組の内容1「フレンドタイム」の実施「フレンドタイム」は、体育委員会の児童が中心となり、運動スペースを有効に活用できるよう、学年ごとに曜日を決め、体育館や運動場を使用して、児童にいろいろな運動を紹介し、体験できるようにする取組である。(1)「なわとびにチャレンジ」体育館で短なわの個人技や長なわにチャレンジする。個人技では、ジャンピングボードを活用し、高度な技にチャレンジしながら記録の向上を図る。長なわでは、チームを組み、とことんコース、チャレンジコースに分かれて8の字跳び等の記録に挑戦する。(2)「10m競走」体育館内で10m競走をする。低学年は後ろ向きの長座などいろいろな姿勢からのスタートで競い合い、中・高学年はタイムを計測し、自己の記録の更新を目指す。(3)「竹馬に乗ってみよう」運動場の一角で竹馬(低学年は「竹ぽっくり」)を体験し、自分の力に応じたコースで楽しむ。2大学との連携県内の大学と連携して新体力テストを実施するとともに、運動能力の向上を目指して、大学で研究を進めている『足指握力』の強化と測定も行っている。また、新体力テストの結果分析で明らかになった児童の課題について、児童が楽しみながら取り組める具体的な方策や体育での指導のポイントをアドバイスしてもらっている。3全校ドッジボール大会の実施20年以上続く伝統的な行事で、何週間も前から、学級担任も一緒に毎日練習を重ねている。学級全員で取り組むことで、全校児童の投力等の体力の向上につなげている。4向寒走の実施風邪に負けない丈夫な体をつくるために、秋に向寒走を行っている。低・中・高学年別に運動場に3つのコースで、各自が周回数を記録して意欲付けを行っている。●工夫したこと1「フレンドタイム」では、全校児童の多くが参加できるように場所・時間の割り振りを工夫している。また、チャレンジカード等の記録方法も工夫している。2ドッジボール大会では、練習過程も大切にすることで意欲をもつことができる工夫をしている。3向寒走では、全校児童が積極的に参加できるように、一人一人の目標(周回数・タイム)を明確に設定する。C heck取組成果の評価1平成21年度と平成27年度の結果を比較すると、「授業は楽しい」の項目で「楽しい」と回答した児童の割合は、男子24.3ポイント、女子26.8ポイント増えた。2また、「運動が得意」の項目では、「得意」と回答した男子の割合が66.1%から90.7%に増えた。A ction今後の課題と取組運動や遊びの習慣化が体力の向上につながっていることを児童が理解できるようにするとともに、保護者にも啓発していく必要があると考える。体力の向上の取組がもたらす波及効果1「フレンドタイム」を実施することで、同じような取組を学級や学年の実態に応じて、計画的に実行できるようになってきている。2全校ドッジボール大会は、体力の向上だけでなく学級での人間関係の深まりにもつながっている。32/第2章分析結果と取組事例(平成27年度)