ブックタイトル平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書

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概要

平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書

テーマ1…………運動やスポーツへの意識の向上運動の日常化を目指す試みた福岡県久留米市立田ぬし主まる丸小学校全校児童数348名(男子172名女子176名)全クラス数13教職員数24名(内体育専科0名)クラブ活動または運動部活動数3参加延べ人数地域のスポーツ指導者の活用(年間延べ人数)68人0人P lan取組時の課題と計画1取組時の課題運動の二極化が深刻に…朝の時間には運動場で遊ぶ子が多いが、一部の児童は教室で過ごし、中休みや昼休みに遊ぶ内容や児童も固定化しつつある。また、体を動かすことや、体育の授業を好まない児童がいるという課題がある。2取組の計画1児童の運動に対する肯定的な意識の向上2児童の運動の日常化3体育の授業の充実D o取組の内容1異学年交流を通じた運動本年度から新設した集会委員会を中心に、異学年交流を高学年の児童が主体となって行っている。低学年へのアンケートをもとに、運動の内容を検討し、昼休みの時間に異学年と交流することを各学期に1度設定している。2「みんなで遊ぶ日」「みんなで遊ぶ日」を1週間に1度、学級ごとに設定している。遊ぶ日の内容・準備・片付けは、児童自身の考えで行っている。また、教員は児童と一緒に遊びながら、安全管理を行い、人間関係を見守っている。3なわとびを通じた運動の日常化(1)短なわカードの活用運動の日常化と体力の向上をねらいとして実践している。自分ができるようになった技に色を塗ったり、友達同士で技を見せ合ったりすることで、なわとびに対する肯定的な意識の向上を図っている。(2)短なわを通じた仲間づくり児童が日常的に取り組むことができるよう朝の始業前に体育館を開放している。上級生が下級生に教えることで、なわとびに対する意欲が向上するとともに、毎朝取り組むことで運動の習慣化を図っている。(3)体育の授業との連携4月当初に体育の授業の1単位時間を活用して短なわの跳び方の指導を行った後、体育の授業の始めの5分間は必ず短なわを行っている。授業の始めに短なわを行うことで、自分の成長に喜びを感じながら運動の楽しさを実感できるよう心がけている。(4)短なわ検定から長なわ集会へ練習の成果を評価する場として、短なわ検定を設けている。短なわ検定終了後は、各学級で長なわ集会に向けての練習を行っている。記録は、学校内に掲示している。また、県教育委員会のホームページにある各種目の記録をランキングで公表する「スポコン広場」に登録、児童が目的意識をもって取り組むことができるようにしている。●工夫したこと1異学年との交流を行う際は、計画・準備・片付けまで児童のみで運営できるようにし、「自分たちでやる」という主体性を常にもたせることを心がけた。2運動の日常化を図るためになわとびに取り組んでいるが、短なわカードだけでは目的を達成できない。そこで、短なわ検定、長なわ集会を年間計画に位置付けて、通年でなわとびに取り組むようにした。C heck取組成果の評価始業前に体育館でなわとびの練習に取り組む児童が増えた。また、中庭で竹馬や一輪車に乗ったり、休み時間に運動遊びを積極的に行ったりする児童の姿が多く見られるようになった。このように、外に出て遊ぶ児童が増え、遊ぶ内容の多様化が見られるようになってきた。A ction今後の課題と取組委員会活動のみに留まらず、異学年交流を日常化していきたい。そのために、「みんなで遊ぶ日」を低学年と高学年で行うなどの取組を目指す必要がある。体力の向上の取組がもたらす波及効果児童の運動の日常化が確立し、体を動かす機会が増えたことで、心身ともに健康に過ごすことができている。その結果として、授業と休み時間との「メリハリ」が生まれ、落ち着いた学校生活を送ることができるようになってきた。34/第2章分析結果と取組事例(平成27年度)