ブックタイトル平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書
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平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書
テーマ2…………運動時間の増加体育の授業の工夫と地域との連携ちゅうじょう大阪府茨木市立中条小学校全校児童数928名(男子481名女子447名)全クラス数30教職員数43名(内体育専科0名)クラブ活動または運動部活動数5参加延べ人数191人地域のスポーツ指導者の活用(年間延べ人数)10人P lan取組時の課題と計画1取組時の課題運動やスポーツに対する関心が低い女子で運動やスポーツへの関心が低かった。平成21年度の調査で「運動が好き」と回答した割合は51.7%、1週間の総運動時間が60分未満の割合は24.4%であった。2取組の計画1児童が「運動が楽しい」と感じ、授業以外の運動遊びにつながるように体育の授業を工夫する(意欲付け)。2地域や行政と連携し、児童が運動遊びをすることができる場を充実する(環境整備)。D o取組の内容1学校の取組(1)体育の実技研修本調査結果等を分析し、児童の実態や、身に付けたい力について教職員が課題を共有している。また、毎年2?3回の体育の実技研修を実施し、全教職員が体育の授業の指導方法を共通理解する場としている。(2)領域別カリキュラムの作成苦手意識をもつ児童の多いマット・跳び箱運動について、児童が達成感をもつことができるよう、学校独自のカリキュラムを作成している。また、児童の達成状況を見ながら、目標の見直しも行っている。(3)楽しい体育の授業学年で、球技大会や駅伝大会などを企画し、児童が運動することを楽しいと感じるよう工夫している。(4)教員も一緒に遊ぶことで仲間づくり休み時間に教員が児童と一緒に体を動かして遊んでいる。全学年、学級全員で遊ぶ「みんな遊び」の日を決めて、男女問わず、鬼ごっこやドッジボールを楽しんでいる。2地域・行政等との連携(1)市教育委員会との連携(茨木っ子運動の活用)市教育研究会と市教育委員会が作成した「茨木っ子運動」に全校で取り組んでいる。「茨木っ子運動」は、体幹を中心に動かす運動で、一つ一つの動きに「白鳥」などの動物名を付けることで児童が興味をもって楽しく体を動かすことができることから、授業や行事、休み時間など、様々な場面で活用している。(2)地域との連携(放課後子ども教室)安全・安心な子供の居場所を設けるため、「放課後子ども教室」を水曜日と土曜日に開催している。当日は運動場を開放し、地域の方々が「先生」となって、ふだんあまり体験できない運動を楽しみながら行っている。(3)行政との連携(公園整備)昨年、校区内に大学が開学した機会に、市が、遊具広場や芝生広場がある岩倉公園を整備した。このことにより、放課後や休日には、その公園に多くの児童が集まり、運動遊びをするようになった。●工夫したこと・教員の世代交代が進み体育の指導法を継承していくことが課題であったため、指導法やカリキュラムの共通理解を図るようにした。・児童数が多いため、「なわとび週間」では長なわと短なわを組み合わせたり、休み時間はボール遊びゾーンと鬼ごっこゾーンを分けるようにしている。C heck取組成果の評価平成27年度調査で、女子で、「運動が好き」と回答した割合が72.0%まで向上した。また、1週間の総運動時間が60分未満の割合は、8.2%まで減少した。A ction今後の課題と取組1運動場が狭いため、限られた空間を効果的に使う工夫が必要である。2男女とも筋力が弱い傾向にあり、継続して「茨木っ子運動」を活用し、体幹を鍛えていく必要がある。体力の向上の取組がもたらす波及効果新1年生がじっと椅子に座っていられないのは、「体幹が弱い」ことも原因だと考え、市内の保育所・幼稚園・小学校が「茨木っ子運動」に取り組んでいる。また、学力の向上にもつながるものと考えている。50/第2章分析結果と取組事例(平成27年度)