ブックタイトル平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書

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概要

平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書

テーマ2…………運動時間の増加授業の焦点化と学び合いの充実おお熊本県大津町立大づ津きた北中学校全校生徒数512名(男子257名女子255名)全クラス数18教職員数35名(内保健体育科2名)運動部活動参加率運動部活動数11(全学年)地域のスポーツ指導者の活用(年間延べ人数)61%10人P lan取組時の課題と計画1取組時の課題「運動が好き」「体育の授業は楽しい」と実感できていない女子が多い数年前まで「体育の授業は嫌い」と回答する女子生徒が3割強いた。生徒自らが目標をもって取り組む授業ではなかったことが「運動嫌い」につながっていたと考え、授業の中で運動することの楽しさや喜びを実感できるようにすれば、「運動が好き」になると考えた。2取組の計画1毎時間の体力向上プログラム(「北中体操」)を通して、運動意欲の高揚と生徒の体力の向上を図る。2毎時間の授業の流れや目当てを明確にした学習内容に焦点化することで、「わかる・できる」喜びを実感できる授業づくりを進める。3焦点化した学習の中に「学び合い」の活動を取り入れて、歓声・称賛・激励の声が響く授業づくりを進める。4体力に関する課題の共有と保護者との連携を図る。D o取組の内容1体力向上プログラム「北中体操」体力の向上及び運動量の確保のために「北中体操」を考案し実施している。音楽に合わせてストレッチから補強運動、ランニングへと強度を上げるとともに、動きのメカニズムや動きのポイントを意識できるようにすることで、生徒はその効果を実感してきた。今では体育大会の準備運動にも取り入れている。2学習内容の焦点化「ティーボール」では、投球動作の基礎的・基本的技能の習得に焦点を置き、キャッチボールを中心に遠投ゲームや壁への全力投球ゲーム等に取り組んだ。これによって思い切り投げたい、打ちたいという意欲をもつ生徒が増えた。また、一人一人の能力に応じた課題を焦点化することで、一斉による徹底指導から共同(ペア)学習へとメリハリのある課題解決学習に取り組むことができた。3歓声・称賛・激励の声が響く「学び合い」3年生の球技選択では、部活動等で専門的に活動してきた生徒を「リトルティーチャー」という役割でグループに配置して練習やゲームをリードできるようにした。その結果、未経験者に丁寧に教えたり、激励したりする様子を見ることができた。4課題の共有と保護者との連携体力に関する課題を学校全体で共有し、部活動とも連携した。また、日常生活における運動量の絶対的不足による体力の低下についても、保護者へ協力を呼びかけた。●工夫したこと1焦点化した学習内容に抵抗なく取り組もうとする人的・物的環境(リーダー育成・グループ編成、教具・資料提示の工夫等)を整備した。2精一杯体を動かすことの楽しさを実感するために、運動量の確保について工夫した。C heck取組成果の評価1平成21年度に比べて今年度は、女子で「運動が好き」と回答した割合が10ポイント、「体育の授業は楽しい」が16.7ポイント向上した。授業への参加率もほぼ100%になった。2また、総合評価Aの生徒が、男子では12.8ポイント、女子では22.5ポイント向上した。A ction今後の課題と取組1焦点化した授業を通して、仲間と運動の楽しさを更に追求していくとともに、自ら進んで運動に取り組もうとする生徒を育成していきたい。2自分の体力にもっと興味・関心をもち、日常生活における運動の大切さを認識するとともに、主体的に自分の体力を高めようとする生徒を育成していきたい。体力の向上の取組がもたらす波及効果授業の改善や各取組の結果、県の学力調査や全国学力・学習状況調査の結果も向上し、学力が年々伸びてきた。また、20km鍛錬強歩会では、粘り強く頑張り抜こうとする姿が見られ、ほぼ全員が完歩している。60/第2章分析結果と取組事例(平成27年度)