ブックタイトル平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書
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平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書
テーマ3…………体力・運動能力の向上地域との連携による体力向上の取組かわ長野県長野市立川だ田小学校全校児童数173名(男子82名女子91名)全クラス数7教職員数16名(内体育専科0名)クラブ活動または運動部活動数2参加延べ人数地域のスポーツ指導者の活用(年間延べ人数)50人2人P lan取組時の課題と計画1取組時の課題運動が苦手な児童の意欲が低下地域のスポーツ団体に所属する児童が、年々増加傾向にある。そのため、運動能力の素地が培われ、体育の授業に意欲的に取り組む姿が見られる。その反面、運動経験に乏しくて苦手意識のある児童は成果が現れにくく、運動への意欲が低下する傾向もみられる。2取組の計画1体力の向上を図ることで、全校の児童が運動することを楽しみ、自信をもって活動できるようにする。2道具の扱い方などを身近な経験者(地域で活動する児童や上級生)から学ぶ場面を設定する。D o取組の内容1地域のスポーツ団体・外部講師との連携地域の力を活用し、運動そのものの楽しさを味わいながら、全領域における体力の向上を図っている。(1)児童が参加している運動団体の様子ソフトボール、野球、剣道、水泳などの運動団体に参加している児童が多く、特に女子ソフトボールは全国大会出場、少年野球は市大会優勝の成績を収めている。(2)若穂地区が主催するスポーツ大会本校がある若穂地区には、小学校3校と中学校1校があり、競技スポーツと運動を通じた学校間交流に基づく活動を計画・実施している。それにより児童が自主的にスポーツと触れ合い、活動を通じて、地域の人々や他校の児童と楽しく運動する機会となっている。(3)外部講師の活用若穂地区在住のスポーツ施設のインストラクターを、水泳指導者として招き、全学年の発達段階に応じた技術指導を受け、泳力の向上を図っている。2校内での取組(1)全校マラソンの取組週1回の朝の全校運動の時間に、学校の敷地周辺のマラソンコースを走る。体育係で「日本一周マラソンカード」を用意し、走った周回数を蓄積するように促している。朝や休み時間に自主的に走る児童の姿が見られる。さらに、走る意欲を高めようと校内マラソン大会を計画している。(2)道具の管理・ドッジボールの道具の工夫ルールがわかりやすく、参加しやすい運動を行い、また、道具を工夫することで、投力の向上及び運動全般への意欲を高めることができた。1朝・業間休み・昼休みには、グラウンドや校庭施設を開放しており、用具(ボールなど)は児童会の体育委員が当番制で貸し出しを行っている。2本校で行われるドッジボールは、一般的な試合ルールではあるが、球はソフトバレーボール用の球を少し空気を抜いて使用している。球を強く握れるので、的に向かって力を入れて投げやすいという利点がある。●工夫したこと1児童会主催で行われる伝統的なドッジボール大会では、高学年は8つの委員会ごとにチームを組む“委員会マッチ”、低学年は3つの学年を均等にグループ分けした“縦割りマッチ”で行う。また、ドッジボール用にソフトバレーボールとソフトフリスピーを各学級に配付し、活用を呼びかけた。2地域のスポーツ団体と同様に、校内の活動においても、上級生が下級生に手本を示す場面づくりを行った。C heck取組成果の評価1本校の投力は全国比で高い数値を示している。本校の過去のデータとの比較からも、この点が顕著である。2年度によって多少の差異はあるものの、体力・意欲ともに、向上傾向がみられる。A ction今後の課題と取組生涯スポーツの観点からも、この取組を小学校で終わらせるのではなく、近隣の小・中学校と連携し、活動を広げていくことが必要と考える。体力の向上の取組がもたらす波及効果挨拶や声の大きさ、互いに声をかけ合うなど、コミュニケーションという視点で、児童間の連携・交流に成長が感じられる。70/第2章分析結果と取組事例(平成27年度)