ブックタイトル平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書

ページ
76/212

このページは 平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書 の電子ブックに掲載されている76ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書

テーマ3…………体力・運動能力の向上生活習慣の見直しによる身体活動の増大やましろひがし佐賀県伊万里市立山代東小学校全校児童数165名(男子83名女子82名)全クラス数7教職員数17名(内体育専科0名)クラブ活動または運動部活動数14参加延べ人数地域のスポーツ指導者の活用(年間延べ人数)116人5人P lan1取組時の課題運動の二極化を食い止める取組時の課題と計画スポーツ少年団等で、日常的に運動している児童がいる一方で、ほとんど運動する機会をもたない児童との二極化が進んでいる。新体力テストの結果も上位と下位の差が大きく、下位の割合が高い結果だった。2取組の計画1「早寝・早起き・朝ご飯」など、基本的な生活習慣の定着を図り、運動意欲の向上を図る。2日常生活での外遊びや運動の習慣化を通して、基礎的な体力の向上を目指す。D o取組の内容1『ちゃんとカード』(生活振り返りカード)の実践による、基本的な生活習慣の確立毎月始めの10日間を、基本的な生活習慣の確立のための点検期間としている。朝の会と帰りの会に、起床時刻や就寝時刻などの自分の生活リズムを振り返ることで、基本的な生活習慣の確立を図るようにしている。また、保護者からのコメント欄を設け、児童とともに保護者への啓発を図っている。2 20分間の業間の設定と外遊びの奨励児童の運動する機会の充実を図るために、2校時と3校時の間の休み時間を20分間に設定し、外遊びを奨励している。十分な時間を設定することで、外でボール遊びや一輪車、長なわとびなどをする児童が増えた。3新体力テストに全学年で取り組む新体力テストの8種目について、県から示されている「新体力テスト実施方法と指導の工夫~児童向け掲示用~」などを使い、4月当初に種目ごとの行い方などを周知することで、内容を十分に理解するとともに、本番に向けて、より良い記録を目指すという意欲が高まった。4体育指導における、『めあてカード』の活用と評価体育の授業では、目当てを意識して学習に取り組んでいる。また、運動量を確保するために、個人の技能に合わせた場を設定している。授業の最後には、学習を振り返り、次への期待感をもてるようにしている。5各種大会への参加奨励と教職員の指導・協力体制本市では、市体育研究会や競技連盟主催の各種大会が年間を通じて行われており、児童がスポーツと触れ合う機会が多い。また、保護者の多くが運動することの大切さを感じているため、児童への働きかけが盛んである。各競技の指導は体育部の職員を中心に、全職員で指導にあたる協力体制ができている。6地域スポーツへの参加奨励と校内での表彰等を通しての意欲の向上スポーツ少年団等は、保護者を中心とした外部指導者により指導が行われている。運動場や体育館など、学校の施設を利用することもあり、日頃の児童の頑張りを目にすることも多く、日常の声かけが可能である。●工夫したこと1新体力テストの児童向け掲示資料を拡大提示してポイントをわかりやすくし、意欲の向上につなげた。2生活リズムを整え、望ましい運動習慣を付けるように、児童及び保護者への啓発を行った。C heck取組成果の評価1総合評価の比較において、AB群とDE群の差が、平成21年度は男子-52.6ポイント、女子-66.6ポイントであるのに対し、平成27年度は男子+27.3ポイント、女子+23.6ポイントと大きな向上がみられた。2また、女子では「運動が好き」「やや好き」が95%近くにのぼり、「嫌い」は0%という結果であった。A ction今後の課題と取組1体育学習の指導方法の工夫・充実や、自己評価しやすい「学習カード」への改良を継続する。21週間の総運動時間が少なく、運動に対する苦手意識をもつ児童への更なる手立てを工夫する。体力の向上の取組がもたらす波及効果クラスメートや上級生の頑張りをみることで、お互いに認め合う学級・学校集団づくりに役立っている。74/第2章分析結果と取組事例(平成27年度)