ブックタイトル平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書

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概要

平成27年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査 報告書

テーマ3…………体力・運動能力の向上地域の支援と運動機会の充実にしかつら山梨県西桂町立西桂中学校全校生徒数156名(男子73名女子83名)全クラス数8教職員数26名(内保健体育科2名)運動部活動参加率運動部活動数8(全学年)地域のスポーツ指導者の活用(年間延べ人数)73.7%3人P lan取組時の課題と計画1取組時の課題授業を楽しいと感じる生徒が少ない6年前、本校の新体力テストの結果は、男女とも全国平均を大きく下回っていた。アンケート結果から、「保健体育の授業が楽しい」と答えていた生徒が少なかったことが体力の低下の原因の一つだと考えた。その点を踏まえ、授業が楽しいと思えることが、運動好きを増やし、体力の向上へとつながるのではないかと考えた。2取組の計画1「できた」「できる」などの成功体験を通し、授業に前向きに取り組むための動機付けや運動の機会をつくり出す。2授業や体育的行事、部活動を連携させ、それぞれの特性に合わせた運動を取り入れることで、基本的な体力の向上を図る。D o取組の内容1地域の特性(1)教員の確保毎年、保健体育の教員2人を確保している。(2)徒歩通学小学校とともに徒歩通学のみで、学校から遠い生徒の中には、片道40分程度かけて登下校している者もいる。(3)町の行事本町では、毎年5月に町民を対象とした「三つ峠歩け歩け運動」が実施されている。山の中腹まで歩くという健康を意識した行事に、毎年中学生も参加している。2本校の実態本校は運動部活動参加率とクラブチーム参加率を合わせると、全校生徒の約8割が日頃運動にかかわっており、週に3日以上運動をしている生徒も6割を超えている。文化部でも、音楽部は筋力トレーニングやグラウンド、ロードを走るなどの運動を活動に取り入れ、部活動全体で体力向上への意識が高まってきている。3強歩大会距離は11kmと長くはないが、生徒たちが目標を決めて真剣に取り組み、やり切ることの大切さを学んでいる。また、保護者だけでなく、地域の安全協会やスクールガード、そのほか企業の方々の協力を得て、実施している。4 ICT機器の活用器械運動や球技などの単元で動きの確認をする時に9台のタブレットを使用している。自分自身の目で動きを確認することができ、自らの課題を把握しやすくなった。また、運動が苦手な生徒は自分の体の動きをイメージしにくい場合があるので、タブレットの使用により、積極的に授業に取り組むことができるようになった。●工夫したこと1持ち運びが便利なタブレットの利点を生かし、様々な角度から、実際の動きを撮ることで、自分のイメージとの差を埋めることができるように工夫した。2タブレットを使用することで、生徒同士でのアドバイスがしやすくなり、言語活動を充実することができた。3体育教員を2人配置することで、授業の中で習熟度に分け、生徒の現状に合わせた指導を行った。C heck取組成果の評価1新体力テストの総合評価の結果が、平成21年度と比較して向上し、A+Bは男子42.1%、女子59.1%になった。26年前と比べ、「体育の授業が楽しい」という生徒が男女ともに約30ポイント増加した。A ction今後の課題と取組授業以外に、山梨県の「健康・体力つくり一校一実践運動」の一環として、学校独自の「体つくりの時間」を創設したい。その中で、生徒が自分自身で、体力が向上していることを実感できる取組を工夫していきたい。体力の向上の取組がもたらす波及効果様々な活動において、全力で活動することができるようになると考えている。加えて、学習についても効果があると考える。実際に授業中の様子を見ると、50分の授業を集中して受けることのできる生徒が多くなったと感じている。80/第2章分析結果と取組事例(平成27年度)