ブックタイトル平成28年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書

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概要

平成28年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書

テーマ●授業改善で子供の体力や意識の向上において成果が見られた児童生徒の特徴・学校の取組1>>>34 | 第2章 分析結果と取組事例(平成28年度)「できた!」を実感し、運動の日常化を目指す取組千葉県佐倉市立西にし志し津づ小学校● 全校児童数……909名(男子456名 女子453名)● 全クラス数……29● 教職員数……58名●クラブ活動(運動系)数……8 参加延べ人数……230人● 地域のスポーツ指導者の活用年間延べ人数……18人本年度の結果●総合評価の割合12.84.213.811.139.430.620.223.613.830.69.78.227.824.637.539.325.027.9●男子H26H28●女子(%)A B C D E0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100H26H280 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%)0.00.0●1週間の総運動時間43.259.248.436.64.21.44.22.828.029.756.056.310.79.45.34.7●男子H26H28●女子0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%)H26H280 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%)0分~60分未満~420分未満420分以上●体力合計点と運動時間男子女子体力合計点(点) 58.36 59.98総合評価(段階別)A 30.6 27.9B 23.6 39.3C 30.6 24.6D 11.1 8.2E 4.2 0.0(A+B)-(D+E) 38.9 59.01週間の運動時間(分) 723.68 334.4560分未満の割合(%) 4.2 14.11 取組時の課題 体力的な課題(持久力・走力)とともに、自ら進んで運動をする児童と、運動に苦手意識をもっている児童の二極化が見られる。2 取組の目的(1) 運動の楽しさと、体力の向上を実感できる体育授業により、自己肯定感を醸成する。(2)体育的行事とカリキュラムとの連携を強化する。(3)食育による生活習慣の確立を目指す。1 体育授業の工夫・改善 全国体力・運動能力等調査の結果等から持久力・走力への課題を全職員で共有し、意図的、計画的、継続的に全学年の体育授業改善に取り組んだ。(1)縄跳びへの取組 短縄跳びでは、リズム縄跳び検定を活用し、技の習得と、持久力の向上を図った。縄跳び運動のゾーン(グリーンパーク)を設け、リズム縄跳びの音楽を休み時間に流したところ、進んで縄跳びをする児童の姿が多く見られるようになった。放課後に、練習に来る児童も増え、日常化につながっている。 長縄跳びでは8 の字跳びにクラスで挑戦し、その記録の伸びを掲示した。自分たちの記録の伸びに加え、ほかのクラスの記録も刺激になり、クラスの意欲化につながり、まとまりが生まれた。また、達成感や充実感を児童同士、児童と教員、保護者とも共有できている。(2)50m走の取組 体育の時間に「50m 全力走」に取り組み、月終わりの体育の時間に測定し、体力カルテに記録することで取組時の課題と目的Plan取組の内容Do成長を実感させている。(3)スイミングスクールとの連携 民間スイミングスクールのプールにて、教員とコーチのチームティーチングによる水泳授業を実施している。事前の打合せや授業終了後の確認など、児童の学習の進み具合を見極め指導することにより、児童の泳力は目覚ましく伸びている。水泳が楽しいと答える児童の割合も顕著に増加している。2 体育的行事とカリキュラムの連携 体育的行事にかかわらず、全てのカリキュラムは連携・連動することで効果的に学校教育目標を達成できる。マット・鉄棒運動や市内学級対抗リレー大会への取組を例に実践を述べる。(1)体育により「育成を目指す資質・能力」を獲得 「生きる力」「育成を目指す三つの資質・能力」を意識して、授業や行事を実践していくことを共通理解している。例えば、鉄棒運動の補助やシンクロ鉄棒技も「友達を支える、支えられる、身体的なコミュニケーション、信頼など」を視点にすることで学習内容や評価も変わってくる。また、器具の準備は、協力の実践の場として考えることもできる。加えて、運動会などの体育的行事と道徳の学習内容の関連付けを強化していく。そのことにより、道徳の時間に学んだ道徳的価値を実践する場として行事を捉え直しをすることができ、その行事の価値も高まってくる。その成果を保護者や地域にも積極的に発信している。(2)学級対抗リレー大会 佐倉市独自の取組である「学級対抗リレー大会」に向け体育の学習内容をリンクさせるとともに、道徳・学級活動等でクラスの一体感・所属感を醸成する。加えて、全校壮行会で、クラスの代表であるとともに学校の代表として、競技に全力で臨むとともに、態度面でも市内トップを目指すよう意識の高揚を図る。