ブックタイトル平成28年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書

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概要

平成28年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書

テーマ●授業改善で子供の体力や意識の向上において成果が見られた児童生徒の特徴・学校の取組1>>>36 | 第2章 分析結果と取組事例(平成28年度)体育授業の質的改善と運動に親しむための場づくり福島県会津若松市立河かわ東ひがし学園小学校● 全校児童数……402名(男子222名 女子180名)● 全クラス数……17● 教職員数……23名●クラブ活動(運動系)数……2 参加延べ人数……128人● 地域のスポーツ指導者の活用年間延べ人数……40人本年度の結果●総合評価の割合27.8 16.719.236.130.813.923.15.626.90.02.223.910.30.045.710.317.427.610.951.7●男子H26H28●女子(%)A B C D E0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100H26H280 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%)●体力合計点の伸び49.7257.7754.8562.97●男子H26H28●女子(点)H26H2850 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64(点)45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59●体力合計点と運動時間男子女子体力合計点(点) 57.77 62.97総合評価(段階別)A 26.9 51.7B 23.1 27.6C 30.8 10.3D 19.2 10.3E 0.0 0.0(A+B)-(D+E) 30.8 69.01週間の運動時間(分) 436.26 468.1460分未満の割合(%) 0.0 3.41 取組時の課題 本校は、旧町内の学校を統合して開校したため、学区はとても広く、全校児童の約半数がバス通学である。全国体力・運動能力等調査の結果は、統合前よりも走、跳、投それぞれ低下する傾向が見られた。また、その結果から、休み時間に積極的に運動に取り組む児童と室内で静かに過ごす児童の二極化が見られた。2 取組の目的(1) 福島県が作成する「運動身体づくりプログラム」の完全実施及び目標を定めて行う「めあて学習」の充実により、体育の授業の質的改善を図る。(2) 始業前や休み時間の運動への意欲付け、課外活動運動部の充実により、運動に親しむ場を設定する。1 体育授業の質的改善に向けて(1)「福島・運動身体づくりプログラム」の完全実施 県は、体力・運動能力向上のために「運動身体づくりプログラム」を作成し、体育の授業での実践を奨励している。しかし、指導者の意識の差から取組に差異が見られた。そこで、本校では県教育センターから講師を招聘し「福島・運動身体づくりプログラム」の校内研修会を実施した。それぞれの運動の効果や児童の意欲的な活動を促す方法など、体験を通して理解を深めた。さらに、「チェックカード」を作成し、指導者が、授業でのプログラムの実施状況を確認できるようにして取組への意識化を図った。(2)体育授業の充実 「体育ファイル」を各学年に配布し、体育の授業等取組時の課題と目的Plan取組の内容Doで活用できる学習カードを提供した。実際に授業で作成した学習カードを追加し、それを引き継ぐことで、体育の授業における「めあて学習」の充実を図った。また、用具等を活用しやすいよう「かご」に入れて整備した。2 運動に親しむための場づくり(1)始業前や休み時間の運動への意欲付け 始業前の校庭をマラソン練習に開放し、「マラソンカード」を配布した。学年の目標を設定し、走った距離を累積することで運動への意欲付けを図った。目標達成児童は全校集会で表彰し、更なる意欲付けを図った。 また、新体力テストの結果で、特に低下が見られた投力の向上のため、校庭脇のフェンスにボール投げの的を設置した。距離を変えた複数の場の設定により、個人の能力に応じて楽しく運動に取り組めるようにした。さらに、学習カードをもとに、休み時間の遊具(鉄棒、雲てい、ジャングルジム)の活用の意欲付けを図った。(2)課外活動運動部の充実 本校では課外活動運動部として、陸上部と水泳部を設けている。本年度は、ボランティア講師や体育専門アドバイザー派遣事業を活用し、児童の意欲付けや技能の向上、さらに指導者の指導技術の向上を図った。自己の目標を設定して取り組ませ、校外の大会等への積極的な参加も奨励している。●工夫したこと…………………………………………… 「福島・運動身体づくりプログラム」の完全実施に向けての校内研修会や課外活動運動部への講師の招聘は指導者の指導技術の向上につながり、授業の質的改善や児童の体力・運動能力の向上に資することができ