ブックタイトル平成28年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書

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概要

平成28年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書

テーマ●授業改善で子供の体力や意識の向上において成果が見られた児童生徒の特徴・学校の取組1>>>震災からの復興~運動への意欲を高める~宮城県仙台市立高たか砂さご中学校● 全校生徒数……469名(男子245名 女子224名)● 全クラス数……15● 教職員数……33名(内保健体育科4名)● 運動部活動数……22● 運動部活動参加率(全学年)……80%● 地域のスポーツ指導者の活用年間延べ人数……1人本年度の結果●総合評価の割合●男子H26H28●女子(%)A B C D E0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100H26H280 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%)1.22.714.15.531.838.442.437.010.616.41.812.90.012.327.122.835.317.524.745.6●1週間の総運動時間の割合●男子H26H28●女子0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%)H26H280 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%)0分~60分未満~420分未満420分以上96.695.92.22.70.0 1.11.467.877.613.39.03.315.613.40.00.0●体力合計点と運動時間男子女子体力合計点(点) 47.29 51.30総合評価(段階別)A 16.4 45.6B 37.0 17.5C 38.4 22.8D 5.5 12.3E 2.7 1.8(A+B)-(D+E) 45.2 49.11週間の運動時間(分) 1143.31 878.2860分未満の割合(%) 1.4 13.41 取組時の課題 東日本大震災直後、校庭や体育館がほとんど使えない状況で小学校生活を過ごした生徒たちが入学し、運動する機会や環境の不足から肥満傾向の生徒が増加した。そこで体力の向上の一助としたいと考え、運動の機会を増やし、定期的に運動することで運動習慣の確立を目指した。2 取組の目的(1) 年間を通して、生徒が主体的に体力の向上を図ることができる機会を設定する。(2) 各部活動の諸大会での活躍を全校生徒や保護者に積極的に発信し、生徒の運動に対する意識の高揚や自他の体力や競技力の向上に対する意欲や関心を高める。1 年間を通した体力の向上(1)体育の授業での継続的な取組①体育の授業の最初に、ウォーミングアップの一環として補強運動を実施している。ランニング、腕立て伏せ、腹筋、背筋、バーピージャンプ、馬跳びを学年に応じた回数で行っている。また、一連の運動を速くかつ正確に行うことで目標意識を高め、スピーディーな運動の実施につながっている。②体育的行事では、運動会のほかにダンスの授業のまとめとして「ダンス発表会」をクラス対抗形式で行っている。発表会に向けた休み時間等の練習が運動量の確保につながっている。(2)体育の授業以外での年間の取組・駅伝部との連携取組時の課題と目的Plan取組の内容Do 運動部からの希望者と体育科教員から推薦を受けた生徒が年間を通して駅伝部として活動している。大会前は放課後に加え、週末も練習時間を確保している。2 成果の視覚化と意識の高揚(1)「栄光の記録」の掲示 廊下に各種大会の成績の表示や競技、表彰の様子を記録した写真を掲示している。1階職員室前の廊下に掲示することで多くの生徒の目に触れるようにしている。さらに、学校ホームページに大会期間中、速報として試合結果を掲載したり、駅伝大会の際には区間順位を校内放送で伝えたりするなど、地域、保護者、全校生徒の運動に対する意欲や関心が高まるような取組を行っている。(2)激励会の実施 中総体や新人戦前には、生徒会主催の激励会を実施している。特に、美術部員を中心とした応援団が先頭に立ち、応援する側の意識を高めていることが特徴的である。全校で応援練習に真剣に取り組むことで、応援される選手としてふさわしい姿や姿勢を学ぶ場にもなっている。●工夫したこと……………………………………………(1) 朝トレーニングや駅伝部の活動は、全国大会出場を意識した内容で行い、取り組む姿勢も目標も高いものになっている。その様子を多くの生徒が間近で見たり、体感したりすることで、学校全体の意識の高揚につなげている。(2) 教職員でスタッフT シャツを作製、学校全体で「チーム高砂」の雰囲気づくりを行っている。42 | 第2章 分析結果と取組事例(平成28年度)