ブックタイトル平成28年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書

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概要

平成28年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書

第2章 分析結果と取組事例授業以外で子供の体力や意識の向上において成果が見られた児童生徒の特徴・学校の取組テーマ2授業以外で子供の体力や意識の向上において成果が見られた児童生徒の特徴・学校の取組| 53分析結果のまとめ児童生徒の目標設定の有無が運動時間に影響 児童生徒質問紙で、新体力テストの結果や体力の向上について、自分なりに「目標を立てている」と回答した児童生徒と、「目標は立てていない」と回答した児童生徒の、1週間の総運動時間について関係を探った。小・中学校ともに、自分なりに「目標を立てている」が「目標は立てていない」に比べ、1週間の総運動時間が約1.5 倍であることがわかった。 また、1週間の総運動時間の区分で見ると、小学校では目標設定をしている児童は、420 分以上の割合が目標設定をしていない児童と比べて男子が25.2 ポイント、女子が16.3ポイント高くなっていた。 同様に、中学校では目標設定している生徒は、420分以上の割合が目標設定をしていない生徒と比べて男子が14.2 ポイント、女子が23.0 ポイント高くなっていた(図2 - 7)。 自らの新体力テストの結果から課題を明確にし、体力の向上のための自分なりの目標を立てることが運動時間の増加にも好影響を与えることが示された。体力・運動能力の向上の目標設定が運動時間の増加に好影響目標設定について、児童生徒の目標設定の有無と1週間の総運動時間の関連を探るとともに、学校の目標設定の有無が児童生徒の目標意識に与える影響について分析を行った。[図2-7] 「目標を立てている」と1週間の総運動時間の関連平均値676.1422.4410.1269.1平均値1032.5806.7779.6503.3中学校小学校男子女子男子女子目標は立てていない目標を立てている目標は立てていない目標を立てている目標は立てていない目標を立てている目標は立てていない目標を立てている0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%)0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%)0分1分以上60分未満60分以上420分未満420分以上0分1分以上60分未満60分以上420分未満420分以上33.2 63.22.31.35.9 54.3 37.42.46.6 6.8 48.7 38.08.0 11.8 59.1 21.16.7 89.81.02.516.2 69.74.79.512.5 75.62.39.623.9 7.4 22.1 46.7学校の目標設定の有無が児童生徒の目標意識にも影響 学校の目標設定の有無と、児童生徒の目標設定の有無の関連を分析した。学校質問紙で、学校としての「目標を設定している」と回答した学校では、児童生徒が「目標を立てている」割合が、小・中学校の男女ともに高くなっていた(図2 - 8)。「目標を設定している」学校の児童生徒は、新体力テストの結果や体力の向上について自分なりに「目標を立てている」ことが多いことがわかった。 学校として体力・運動能力の実態を把握・分析し課題を明確にして、具体的な目標(わかりやすい数値等)を提示することにより、児童生徒にも自分の結果を分析させ、学校の目標と照らし合わせて、自分なりに目標や計画を立てて取り組めるようにすることが大切である。小学校中学校65.070.075.0目標を立てている児童目標を立てている生徒55.060.065.0●男子●女子●男子●女子(%)学校が設定していた学校が設定していなかった学校が設定していた学校が設定していなかった(%)学校が設定していた学校が設定していなかった学校が設定していた学校が設定していなかった69.2 69.771.772.657.656.860.659.5[図2-8] 学校の目標設定の有無と児童生徒が目標設定をしている割合