ブックタイトル平成28年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書

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概要

平成28年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書

子供の体力や意識の向上において成果が見られた教育委員会の取組子供の体力や意識の向上において成果が見られた教育委員会の取組| 83第2章 分析結果と取組事例テーマ3 調査票の内容には、新体力テストの総合評価A + B、学校における体力の向上への取組、生活習慣・運動習慣を示し、総合的に審査・選考している。特に、生活習慣では、家庭の協力も必要であり、次の3 項目の大切さを確認している。(1)朝食を毎日食べる。(2) 1 日の睡眠時間が小学生は8 時間以上。中・高校生は6~8時間。(3)運動・スポーツを60分以上ほとんど毎日する。4 体力課題種目の設定 平成19 年度から、年度ごとに課題種目を設定し、体力の向上に取り組んでいる。平成25 年度以降、その体力の向上に向けた課題に「生活習慣の改善」を示し、柱の一つとして、児童生徒の総合的な体力の向上を図る取組を推進している。平成28 年度については、方針を「生活習慣の改善」及び「体育授業の充実」を図り、総合的な体力の向上を目指すとし、課題種目に「ボール投げ」「握力」を挙げ、取り組んでいる。5 埼玉県体力課題解決研究校の指定 小学校、中学校、高等学校を対象に、毎年2 年間の研究指定を行っている。指定校は、それぞれの体力の課題に応じた研究はもちろんのこと、地域や学校の特色を生かした研究を行う。研究校は、新体力テストの数値の結果だけでなく、家庭との連携や、食育等、健康面からも、総合的に体力の向上へアプローチしている。また、毎年、研究の成果を埼玉県体力向上フォーラムで発表し、すぐれた実践を県内に広めている。<取組例>・早寝早起き・朝ご飯・朝うんちの取組・「体力向上だより」「食育だより」の発行・食育を通した生活習慣の向上・「健康チェック」や「健康貯金カード」の取組の推進・講演会や学校保健委員会と連携した生活習慣の向上6 生活習慣診断シート・生活習慣改善プログラム 生活習慣診断シートは、家庭への働き掛けとして、規則正しい生活習慣を身に付けられるように、例えば、食事の取り方や睡眠時間などをパソコンに入力して、児童生徒と一緒に1 日を振り返るものである。よい1日を過ごしたときには、画面に金メダルが出るように工夫されており、県保健体育課のホームページからダウンロードできるようになっている。 また、生活習慣の改善実践プログラムは、生活習慣診断シートの紙版として、認定証を発行するものである。7 体力向上啓発ポスター 体力向上啓発ポスターを県内全小・中学校に配布している。ポスターは、「規則正しい生活習慣は、体力や学力のアップにつながる」という文章から、体力アップ、学力アップ、生活習慣の見直しという言葉を示した。生活習慣の見直しの内容では、「早寝早起き」、「朝食をとる」、「積極的に体を動かす」の3 点を挙げ、健康の3 原則を大切にすることが体力の向上につながることを示し、啓発を図っている。 全国体力調査での児童生徒質問紙の結果から、健康3 原則「運動」「食事」「睡眠」が全て「大切」と答えた児童生徒の比率がとても高いことがわかった。また、新体力テストの結果を見ると、体力合計点が、前年度と比べ小学校・中学校ともに男女とも増加し、今年度も向上傾向を維持することができた。 体力の向上の課題に「生活習慣の改善」を示し、総合的な体力の向上を目指した取組が成果として表れた。 本県児童生徒の体力は、市町村教育委員会や各小・中学校の熱心な取組により順調に向上している。今後もより家庭との連携を図り、生活習慣(朝食・睡眠・運動習慣等)も含めた指導を充実させ、高等学校も含めた、小・中・高12 年間を通して着実に体力を向上し、心身ともに元気な児童生徒の育成を目指したい。取組成果の評価 Check今後の課題 Action事例19-1 埼玉県教育委員会