ブックタイトル再校_平成29年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書

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概要

再校_平成29年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書

テーマ2走力・跳力・投力が向上している学校多角的に運動に関わる-学校生活全体での運動習慣の定着-あらかわ●和歌山県紀の川市立荒川中学校●全校生徒数……155名(男子76名女子79名)●全クラス数……8●教職員数……24名(内保健体育科2名)●運動部活動数……7●運動部活動参加率(全学年)……81%●地域のスポーツ指導者の活用(年間延べ人数)……0人本年度の結果●体力合計点と運動時間男子女子体力合計点(点)46.89 57.50(段総階合別評)価A 22.2 61.5B 37.0 26.9C 25.9 7.7D 7.4 3.8E 7.4 0.0(A+B)-(D+E)44.4 84.61週間の総運動時間(分)1209.64 1163.0060分未満の割合(%)3.6 3.3●走力、跳力、投力高得点率(各7点以上)●体力合計点の伸び●男子H262.3●男子H2644.09H2922.2H2946.8905101520(%)0404244464850(点)●女子H26H2925.848.1●女子H26H2956.4157.5005101520(%)04850525456(点)取組時の課題と目的…Plan1取組時の課題以前は、運動部に所属している生徒とそうでない生徒の体力合計点の差が非常に大きかった。特に運動部に所属していない女子では、D・E判定が多く見られた。その背景には、生徒間の運動に対する体力面・意欲面での準備状態に差があり、全員が運動することに興味をもてているとは言い難い状況があった。2取組の目的1生徒それぞれの準備状態を考慮し、全員が運動に興味・関心をもち、親しむ意欲をもてるようにする。2「体つくり運動」の授業を通して、主運動に類似した体の動きを経験する中で、運動感覚を磨く。取組の内容…Do授業・行事などの中での取組を充実させた。1授業での取組(1)授業前のウォーミングアップ→主運動の充実チャイムと同時に挨拶ができるように、それまでにランニングを含む準備運動を、体育科で全学年統一して行っている。(2)体つくり運動の充実→基礎感覚の経験中学校は、様々な運動を体験する時期(1・2年生)から生涯スポーツに向け運動を選択し深めていく時期(3年~)に当たる。そのことも踏まえ、特に1・2年生において、各単元で取り扱う運動を意識した多くのアナロゴン(類似した体の動き)を、ゲーム的な要素や、仲間との交流を交えながら経験できるように努めた。(3)授業改善→真正な評価を目指して授業前にルーブリックを作成し、各学年における各観点の到達目標を生徒との話し合いを参考に具体的に設定した。また、学習ノートや映像から生徒の変容を読み取り、単元途中での形成的評価も積極的に行った。(4)合同体育の実施→スポーツへの関わり方を学ぶ単元の終末に、学年単位で合同体育を行った。これにより、スポーツに対して、行うこと・見ること・支えることなどの立場を経験しつつ、クラスの絆や学年全体で運動に取り組む雰囲気の醸成につなげた。2行事などでの取組(1)親子運動会伝統的に休日に実施し、保護者にも参加していただいている。(2)昼休憩の活用体育委員会が中心になって、体育館開放を行ったり、ボールを貸し出したりすることで、生徒に運動機会を提供している。●工夫したこと授業を通して、全体の体力の向上及び運動経験の充実を図った。誰でもできる簡単な運動から始めることで、下位層の生徒も「やってみようかな」と思えるようにし、上位層の生徒はより高いレベルに挑戦する場を設けるようにした。また、合同体育を通して、スポーツに対する多角的な視点をもつことができ、集団全体として運動に親しむ雰囲気ができてきた。親子運動会では、学年の垣根を越えて縦割りブロックを構成し、競技の得点を競うほか、3年生が中心となってダンスを制作する。保護者もブロックを構成して参加するため、地域や保護者も巻き込んだ運動機会となっていると思われる。80|第2章テーマ分析と取組事例(平成29年度)