令和7年度体力・運動能力・運動習慣等調査報告書(PDF)を公開しました。
スポーツ庁が実施している全国の小学校5年生と中学校2年生を対象とした、全国体力・運動能力,運動習慣等調査の結果がまとまり、公表されています。
令和7年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果:スポーツ庁 (mext.go.jp)
◆調査結果の概要◆
● 体力合計点は前年度より上昇
小中学生ともに体力合計点は前年度より向上しました。ただし、中学生男子を除き、コロナ禍以前の水準にはまだ戻っていないことがわかりました。
■ 運動時間・運動意識との関係
運動時間が長いほど体力合計点が高い傾向を示しました。また、「運動が好き」と答えた児童生徒は体力が高い傾向を示し、運動・スポーツへの関わり方(する/みる/支える/知る/集まる・つながる)に興味がある子どもほど体力が高い傾向も確認されました。
■ 生活習慣との関係
朝食を毎日食べる児童生徒の割合や、睡眠時間8時間以上の割合も増加傾向を示しました。一方で、1週間の総運動時間420分以上の割合は減少し、総運動時間60分未満の割合は増加しています。また、平日のスクリーンタイム(テレビ・スマホ・ゲーム等)が3時間以上の割合は増加傾向にあります。
■ 体育授業に関する意識
「体育・保健体育の授業が楽しい」と答えた割合は、男子は増加傾向、女子は減少傾向を示しました。また、授業が楽しくなる条件として、「できなかったことができるようになる」「自分に合ったペースで取り組める」などが多く挙げられました。
