カレンダーチェック
まずは、自分がどのくらい体を動かしているか観察してみましょう。理科の授業(じゅぎょう)などでは、よく植物や昆虫(こんちゅう)の観察日記をつけたりしますよね。これを見れば、せいちょうのようすがよく分かります。同じように、自分で自分のことを観察してみると、今まで気がつかなかった自分のことがよく分かるようになります。
まずは、今日1日の自分観察です。その日に体を動かしたかどうかを、部屋にはってあるカレンダーなどに記入してみましょう。最初は、体を動かした日に○チェックするだけでもいいのです。
○チェックがつづけられるようになったら、つぎは「カレンダーチェックシート」を使って、何をして体を動かしたのかについても書いてみましょう。休み時間や放課後にやった遊びやスポーツ、家の手伝いなど、体を動かすことなら何でもいいのです。
(右の例のように、日付の右に○を、下に何をしたかを書きます)
カレンダーチェックシート
- 月、日付を自分で記入できるようなカレンダー形式になっています。1枚で1週間分なので、左側をとじて1週間ごとにファイリングしていきましょう。
- 体を動かした日に○をつけましょう。(日付の右)
何をして体を動かしたかも書いてみましょう。(日付の下) - 家の人や先生に見せて保護者(ほごしゃ)メモ欄(らん)に感想を書いてもらいましょう。
セルフモニタリング
一日のなかで、いろいろな活動を積極的にやっている人や、もっと細かく自分を観察してみたい人は、「セルフモニタリングシート」を使ってみましょう。このシートは、何をして体を動かしたか(外遊び、スポーツ、家の手伝いなど)、健康3原則(げんそく)(よく食べ、よく動き、よく眠る)が守れたかなどがチェックできるようになっています。
例えば、朝はしっかりと朝ご飯をたべて、学校の昼休みに友だちと外で思いっきり遊んで、家に帰ってからは買い物の手伝いをして、夜ふかしせずに早くねられた日は・・・
セルフモニタリングシート
- 月、日付を自分で記入できるようなカレンダー形式になっています。(1枚で2ヶ月分)
- 何をして体を動かしたか、上の例のような(スポーツ、家の手伝い等)項目(こうもく)を決めて記入しましょう。当てはまる項目の左に○をつけて右に体を動かした内容などを書いてみましょう。
- 家の人や先生に見せて保護者(ほごしゃ)メモ欄(らん)に感想を書いてもらいましょう。
これを続けていくと、1週間や1ヶ月に何日くらい、どんなことをして体を動かしたか、規則(きそく)正しい生活がおくれているかなど、自分の生活パターンがみえてきます。1週間や1ヶ月ごとに、家の人や先生に見てもらい、感想を書いてもらいましょう。
これらのシートの使い方は一例です。自分にあったチェックの仕方を考えてみてください。きっと楽しく、そして健康的な毎日がおくれるようになるでしょう!