[2] 日本のトップレベルの選手たちからのアドバイス
オリンピックなどに出場するようなトップレベルの選手たちも、みなさんと同じように子どもの時期があり、はじめは初心者でした。トップレベルの選手たちは、子どものころにどのような練習をしたらよいと思っているのでしょうか。
(1)小学生の時は、短距離走だけでなく、サッカー、ドッジボール、水泳などいろいろなスポーツに挑戦(ちょうせん)することが大切です。また、体育の授業だけでなく、近くの公園や校庭で毎日いろいろな遊びや運動をすることもよいでしょう。
(2)自分の思うように体を動かせるようにしましょう。たとえば、まっすぐに走るだけでなく、ジグザグに走ったり、スキップしたり、ハードルをとんだり、ケンケン走りをするなど、いろいろな運動をすることが大切です。そうすると、いろいろな筋肉(きんにく)を使うことになるので、上手に運動ができるようになったり、速く走るための基本(きほん)が身につきます。