3. スパイクジャンプのコツ
図3は、日本のトップレベルのバレーボール選手がスパイクを打つときのスティックピクチャーです。バレーボールのスパイクジャンプは、走り高とびなどと同じで助走がつきますが、このようなとび方では、助走のスピードを使ってとぶのがコツです。
図3をみると、選手は体を少し低くしてジャンプに入り、足を体の前に着いていることが分かります。また、右足と左足をすばやくパッパッと着いていることも分かりますね。このようにジャンプの1~2歩前で体を低くしておいて、すばやくジャンプに入ることによって、助走のスピードをうまく使うことができます。
ジャンプでは、曲げた足を勢い(いきおい)よくのばしながら、うでをしっかりとふりこんで体をのばしていることが分かります。これらは、立ち幅(はば)とびでも説明した、「反動動作」と「ふりこみ動作」です。このように、バレーボールのスパイクジャンプでは、「すばやく低く入って、高く出る」というイメージをもつと上手にとべるようです。